「即PATやSPAT4の履歴は本当に税務署に見られているのか」という疑問に対し、端的に答えるなら「高額の払戻金が発生した時点で捕捉される可能性は極めて高い」というのが現実です。ネット投票の仕組み上、馬券の購入資金の入金から的中時の払戻金の振込まで、すべて提携銀行の口座を経由して行われます。
紙の馬券を競馬場や場外馬券売り場(WINS)の自動精算機で換金する場合とは異なり、ネット投票システムには「いつ・どのレースで・いくら購入し・いくら払い戻されたか」という完全なデジタルログがJRA(日本中央競馬会)および決済金融機関のサーバーに記録されます。国税庁や各地の税務署がこれらのデータに照会をかけた場合、利用者の取引履歴はすべて時系列で再現可能です。
特に即PATの払戻金は口座着金時点で課税対象の事実が発生します。「口座から現金を引き出さずにPAT残高に留めておけば大丈夫」という説は完全な誤解であり、口座への入金データが存在する以上、税務上の捕捉から逃れることはできません。