かつては端正なルックスでモデルや俳優として活動していた片山怜雄。しかし、彼を本当に突き動かしていたのは、カメラの前に立つことではなく、モノづくりや企画の面白さだった。結婚報道の前後から、彼はすでに自身のクリエイティブエージェンシーを立ち上げ、裏方としての基盤を固めつつあった。芸能人としての知名度に頼るのではなく、実力で勝負する道を選んだのだ。
この決断は当時、無謀とも言われた。だが、結果としてその選択が彼の人生を大きく変えることになる。表舞台のスポットライトを浴び続けることの代償を、彼は誰よりも理解していたのかもしれない。