現代の若者世代にとって、宗教はかつてのような「恐ろしい洗脳」といったステレオタイプだけで語られるものではなくなっている。SNSで誰もが独自のコミュニティや価値観を発信する時代において、宗教への帰依は一種の「ライフスタイル選択」や「推し活」に近い感覚で捉えられることもある。
他者に実害を与えない限り、誰が何を信じていようと構わない。このフラットな視点が広がったことで、久本雅美のキャリアに対する評価も、「創価学会の久本」から「一人のプロフェッショナルなタレント」へと回帰している。彼女がバラエティ番組で見せる圧倒的な瞬発力と、お茶の間を笑顔にする力。それこそが、彼女が芸能界で生き残ってきた唯一無二の武器である事実に変わりはない。