捜索活動の核心となるのは、南丹市消防本部と警察が共同で設定した一次捜索ルートだ。行方不明者が足を踏み入れた可能性が高いとみられる登山道入口から、標高差のある尾根筋、ならびに急斜面の谷底に至る複数ラインが対象となっている。
とりわけ滑落の危険性が懸念される急峻なエリアには、高度な救助技能を持つ山岳救助隊が緊急投入された。隊員らはロープワークを駆使して断崖絶壁を下降し、肉眼では捉えきれない岩陰や茂みの隙間まで入念な捜索を展開している。行方不明者捜索は時間との戦いであり、過酷な地形に屈しない粘り強い活動が続けられている。