恩賜財団済生会に属する同院は、長岡京市内の新拠点へ移転したことで、災害拠点病院としての機能強化や感染症対策に配慮した病棟設計など、次世代の医療インフラを確立しました。乙訓地域の急性期医療を一手に担う中核施設として、循環器、消化器、脳神経、がん診療をはじめとする専門医療体制を一段と強固にしています。
特に注力されているのが、地域の医療機関との「病診連携(病院と診療所の連携)」です。京都済生会病院は、日常的な健康管理や軽微な初期診療を行う「かかりつけ医」と、精密検査・入院・手術を担う「急性期病院」の役割分担を徹底しています。午後の外来診療を完全予約制にシフトさせたのも、専門的な処置や治療方針の決定にじっくり時間を割くための構造的改革の一環です。