2026年の現在、拝観は不定休で行われており、天候や寺事によって拝観可能日時が変動するため注意が必要だ。中学生以上を対象とした拝観では、急勾配の木造階段を登って五重塔の内部(2層目まで)へと足を踏み入れることができる。
見どころは何といっても、塔の中心を貫く巨大な心柱(しんばしら)と、それを支える古代の建築技法だ。地震の揺れを逃す「柔構造」の先駆けとも言えるこの構造は、数々の天災を耐え抜いてきた。また、内部に描かれた漆喰の飛天図や薬師如来坐像など、重厚な仏教美術の息吹を間近で感銘深く体感できる点も魅力と言える。