時代の変化速度がどれほど増そうとも、この街の根底に流れる「独立独歩」の精神が揺らぐことはない。大学、寺社、古い街並み、そしてそこに生きる人々の熱量が複雑に絡み合いながら、常に新しい文化的価値を自給自足し続けている。
世界中の都市が均質化し、どこへ行っても同じチェーン店が並ぶ時代にあって、ここにしかない空気感を保ち続けることは容易ではない。しかし、伝統を守るための執着と、新しい挑戦を拒まない寛容さが組み合わさった時、街はこれほどまでに魅惑的な輝きを放つ。これから先も、この交差点からどんな刺激的なアイデアやカルチャーが生まれていくのか。左京区の静かな熱狂から、当分目を離すことができそうにない。 (出典: 百 万 遍(Yahoo!ニュース))