オープンキャンパスや大学祭、SNSコミュニティで語られる京都大学人間健康科学科 評判には、どのような真実が隠されているのでしょうか。在学生や卒業生の生々しい証言をもとに検証します。
まず生活の拠点となる京都大学人間健康科学科 キャンパスは、京都市左京区聖護院に位置する「医学部構内(南部構内)」です。本部構内(時計台周辺)からは東大路通を渡った南西側に位置し、京都大学医学部附属病院に直結しています。この立地環境について、卒業生の手記には次のような回想が残されています。
「1年次は吉田南構内で全学共通科目を他学部の学生たちと議論しながら受講し、京大特有の自由の学風を謳歌できる。しかし2年次以降、聖護院の医学部エリアに移ると空気は一変する。病院の敷地内で白衣を着た医師や重篤な患者さんとすれ違いながら講義室へ向かう日々は、医療人としての強烈な覚悟を育む環境だった」(先端看護科学コース卒業生)
ネット上で囁かれる「医学科の学生から見下されるのではないか」というコンプレックスの噂について、現役学生に現場取材を試みると、実態は全く異なることがわかります。医学部内の部活動(サークル)や合同カンファレンス演習、多職種連携教育(IPE)を通じて医学科生・薬学生・人間健康科学科生はフラットに机を並べます。むしろ、臨床現場でチーム医療のキーマンとなる看護や検査、リハビリの専門的視点を持つ学生として対等にリスペクトし合う文化が根付いています。