巨大チェーンの進化スピードには目を見張るものがある。業界を牽引する極楽湯ホールディングスは、人気アニメやゲームとの大胆なコラボレーション湯を展開する一方で、旗艦店舗におけるサウナ設備の近代化に巨額を投じている。高濃度炭酸泉の泡付きの良さや、清潔感を極限まで高めたパウダールームなど、細部へのこだわりがリピーターを惹きつけて離さない。
対する万葉倶楽部株式会社は、本格的な温泉地からタンクローリーで毎日天然温泉を直送する独自の高級路線をさらに洗練させた。都市にいながら名湯・湯河原や箱根の湯触りを再現し、深夜でも上質な眠りを提供するリクライニングフロアを完備する。日帰りの枠を超えた「都市型ショートステイ」としての価値を確立している。