結成後の130Rは瞬く間に頭角を現した。2丁目劇場ブームの牽引役となり、漫才の舞台だけでなく、練り上げられたシュールなコントで熱狂的な支持を集める。その勢いを決定づけたのが、伝説的お笑いバラエティ番組『ダウンタウンのごっつええ感じ』へのレギュラー抜擢だった。
ダウンタウンという巨大な才能の直下で、今田とほんこんは体を張り続けた。今田はダウンタウンのボケを瞬時に察知して拾い上げるスピード感を磨き、ほんこんは唯一無二のキャラクターで強烈なインパクトを残した。番組内で披露されたユニットコントの数々は、今なお後進の芸人たちに多大な影響を与え続けている。
だが、この番組での大ブレイクこそが、皮肉にもコンビとしての活動形態を大きく変える分岐点となった。それぞれのピンとしてのタレント性が際立ちすぎた結果、個別のオファーが急増していったのだ。