公共交通機関を利用して訪れる場合、JR東海の紀勢本線「高茶屋駅」が最寄りとなる。駅からのんびりと歩を進めると、昭和の時代にタイムスリップしたかのような味わい深い外観が見えてくる。アルミサッシの引き戸、手書きの木札メニュー、そして使い込まれた木製テーブルが絶妙な情緒を醸し出している。
店内にはテレビのニュース音が心地よく響き、厨房からはトントンとまな板を叩くリズム良い音が聞こえる。現代の洗練されたレストランにはない、飾らない居心地の良さがここにはある。これぞ古き良き大衆食堂の醍醐味であり、都市部の喧騒に疲れた現代人の心をほぐす最高のスパイスとなっている。