Q1:健康保険証を紛失している、または手元にない場合でも休日に受診できますか?
A1:受診自体は可能です。ただし、保険資格が確認できないため、当日の診療費は全額自己負担(10割負担)となり、1万円〜2万円前後の現金を一時的に支払う必要があります。後日、指定された期間内にかかりつけ医または受診した診療所に保険証と領収書を持参することで、差額(7割〜8割)の払い戻しを受ける手続きが可能です。マイナンバーカードによるオンライン資格確認に対応している施設も増えているため、マイナ保険証の持参を推奨します。
Q2:休日診療所では虫歯を完全に削って銀歯や白い詰め物を入れるところまで治療してくれますか?
A2:原則として行いません。休日診療所や当番医の目的は「急性期の疼痛緩和と応急処置」です。歯の神経を保護する薬剤の貼布、仮封、膿の排出、投薬にとどまり、最終的な修復処置や型取りは、後日かかりつけ医や一般の歯科医院で行う医療連携体制が敷かれています。
Q3:歯が猛烈に痛むのですが、救急車(119番)を呼んでも良いのでしょうか?
A3:単なる歯の痛みだけで救急車を要請するのは不適切と判断されるケースがほとんどです。ただし、「呼吸が苦しいほどの喉や首の腫れ」「意識が朦朧としている」「口が全く開かず水分すら飲み込めない」といった重篤な全身症状を伴う場合は、重症の深頸部感染症へ進行している恐れがあるため、迷わず救急車の要請を行ってください。判断に迷う場合は、まず救急安心センター事業(#7119)へ電話相談することをおすすめします。
Q4:かかりつけ医が休診のとき、他院で処方された鎮痛薬が効かない場合はどうすればいいですか?
A4:歯科医師の診察なしに、自己判断で市販薬を過剰摂取(オーバードーズ)したり、異なる解熱鎮痛薬をチャンポンして飲んだりすることは、急性胃潰瘍や肝機能・腎機能障害を引き起こす極めて危険な行為です。薬が効かない事実そのものが「外科的・物理的な処置(排膿や歯髄腔の減圧)が必要なサイン」であるため、直ちに本日稼働している休日当番医や急患診療所に連絡を入れ、専門医の処置を受けてください。