ホテル側の対策強化はもちろん不可欠だが、利用する旅行者自身も「水辺のリスク」に対する意識を高める必要がある。家族旅行やグループ旅行でプールを利用する際には、以下のポイントを徹底したい。
第一に、決して子どもから目を離さないこと。「監視員がいるから大丈夫」「スマートフォンの画面をほんの数秒見ているだけ」という油断が命取りになる。第二に、ライフジャケットの積極的な着用だ。浮き輪はすっぽ抜ける危険があるが、ライフジャケットは体を確実に浮かせ続ける。第三に、アルコール摂取後の遊泳を絶対に避けること。リゾート気分での飲酒遊泳は心臓麻痺や判断力低下を直接引き起こす。第四に、プールの排水口や吸水口付近には絶対に近寄らないこと。第五に、到着時に避難経路とAED(自動体外式除細動器)の設置場所を必ず確認しておくことだ。