「いつもなら友達数人と賑やかに喋りながら帰る子なんです」。近くの商店主は不安そうに声を潜めた。当日の午後3時半ごろ、児童は同級生数人と学校の校門を出た。途中で友達と別れたのが午後3時50分。そのわずか10分後、公園脇の自動販売機付近でスマートフォンを気にしながら立ち止まっている姿を近隣の住民が目撃していた。
取材班が現地で話を聞いたところ、「黒っぽいミニバンがゆっくりと並走していた」「不審な男が声をかけていたようだ」といった事件・捜索情報に繋がる目撃証言も一部から上がっている。警察は周辺のドライブレコーダー映像の回収を急ぐとともに、事件事故の両面から慎重に聞き込みを進めている。現場付近は街灯が少なく、日没後は一気に視界が悪化する地域だ。捜索隊は照明機材を投入し、夜間捜索態勢へと移行した。