見知らぬ「+1 833」からの着信に対して絶対にやってはならないのが、「気になって掛け直す」ことだ。ここには二重の罠が仕掛けられている。
第一のリスクは、国際通話料の不当請求だ。日本のフリーダイヤル(0120など)とは異なり、海外のフリーダイヤル番号へ日本から発信した場合、日本のキャリアが設定する高額な国際通話料金が発信者(あなた)に課金される。数十秒の接続で数百円から数千円の費用が発生し、犯罪グループと悪質な海外通信事業者がその利益を山分けする仕組みが存在する。
第二のリスクは、「アクティブな電話番号」としてリスト化されることだ。一度でも折り返してしまうと、「この番号は電話に出る」「騙しやすいターゲットだ」と判定され、裏社会の闇名簿に登録される。結果として、SMSフィッシング(スミッシング)や闇バイトのスカウト、迷惑メールが爆発的に増加する負の連鎖に陥る。