医薬品の安全性を監視する独立行政法人 医薬品医療機器総合機構(PMDA)や厚生労働省が公表している添付文書において、本剤の効能・効果は「湿疹・皮膚炎群」「とびひ」「火傷」などの皮膚疾患に限定されている。適応外使用としての口腔内塗布は、公的な医薬品副作用被害救済制度の対象外となるリスクを孕んでいる。
医療現場において患者が独自の判断で古い処方薬を流用する背景には、家庭内での薬の放置やインターネット上の根拠のない口コミが存在する。行政当局も医療機関に対し、処方時の患者指導徹底を繰り返し呼びかけている。