鳥山明氏監修の公式設定資料『大全集』などによると、筋斗雲の最高速度は「マッハ1.5(時速約1,800km)」と規定されています。東京から大阪間であれば約15分で移動できる計算であり、乗り物としての性能は極めて優秀です。弾丸よりも速く飛び、悟空が地球各地を旅する上での最速の移動手段として機能していました。
物理的な衝撃に対しても一定の耐性を持ち、銃弾や通常の物理攻撃では霧散してもすぐに元の形へと復元します。しかし、そんな筋斗雲にも消滅の危機が訪れました。
それがピッコロ大魔王編における魔族「タンバリン」による破壊事件です。親友クリリンを殺害された怒りに燃える悟空を乗せて追跡した際、タンバリンが放った「魔光波(気功波)」の直撃を受け、筋斗雲は完全に消滅してしまいました。いかに不思議な雲であっても、一定以上の強大な気のエネルギーには耐えきれなかったのです。
愛用していた雲を失った悟空でしたが、後に訪れたカリン塔でカリン様から「大元の巨大な筋斗雲」を見せられ、そこから再び一部をちぎり取って2代目の筋斗雲を授かることになりました。カリン塔にある親雲が存在する限り、筋斗雲は何度でも補充できるという驚きのバックボーンもここで明かされています。