フラワー業界が長年抱えてきた最大の課題、それが仕入れた花の売れ残りに伴う大量廃棄(ロスフラワー)問題だ。しかし、この店では独自の直接仕入れルートと精度を極めた需要予測によって、廃棄率をゼロ近くに抑え込むことに成功している。
パートナーシップを結ぶのは、化学農薬に頼らず丁寧な土作りから花を育てる全国の小規模農家だ。「規格外」とされて市場で弾かれがちな曲がった茎の花や、少し小ぶりな蕾も、ここでは「個性の美しさ」として愛される。店内に並ぶ花々はどれも生命力に満ち溢れ、一般的な量販店で買うよりも驚くほど長持ちすると顧客の間で高く評価されている。