階段がきついのは運動不足じゃない?息切れ・膝痛の真相と予防法に関する基本知識を徹底的にまとめました。詳細を読もうことができます。

階段を上る際に襲ってくる強烈な息切れや、膝を襲う刺すような痛み。これを単なるスタミナ切れと考えているなら、認識を改める必要がある。医療現場の最前線では、こうした症状が重大な疾患の初期サインとして捉えられているからだ。

厚生労働省の最新の疾病統計や啓発データでも注意が呼びかけられているが、著しい息切れの背景には、タバコや大気汚染などが引き起こす慢性閉塞性肺疾患(COPD)や、心臓のポンプ機能が低下する心不全といった循環器・呼吸器系の疾患が潜んでいるケースが目立つ。一方、階段を降りるときに膝が痛む症状について、日本整形外科学会は「変形性膝関節症」の初期段階である可能性を指摘する。軟骨の摩擦や関節炎は徐々に進行し、放置すれば手術が必要になることすらある。自己判断で「まだ大丈夫」と決め込むのはあまりに危険だ。