角ハイボールCMの歴史を振り返る上で、インターネット上でしばしば混同されている代表的な誤解がいくつか存在します。
誤解1:ハイボールのCMはすべて「角瓶」であるという錯覚
サントリーは「トリスハイボール」(吉高由里子・アンクルトリス)や「ジムビーム」(ローラ、賀来賢人、井桁弘恵ら)など、複数のウイスキーブランドでハイボールCMを展開しています。大衆的なトリス、アメリカンでポップなジムビームに対し、「角ハイボール」はあくまで日本のトラディショナルなバー文化と日常の交差点というプレミアムな世界観を一貫して保っています。
誤解2:初代店主は小雪以前にも存在したという噂
サントリー角瓶自体の歴史は1937年に遡り、過去には寿屋時代からの数多くの名作CMが存在します。しかし、「ハイボール」を主役に据え、女性店主がカウンターで迎えるドラマ仕立てのフォーマットを確立したのは、2007年の小雪バージョンが明確な初代です。