日本食肉格付協会が定める牛枝肉取引規格において、牛肉は「歩留等級(A・B・C)」と「肉質等級(1〜5)」の組み合わせで格付けされます。
黒毛和牛の多くが「A4」や「A5」に格付けされるのに対し、交雑牛は体格や骨格の基準から「B2」から「B4」ランクに格付けされることが大半です。アルファベットの「A」や「B」は歩留まり(一頭から取れる可食肉の割合)を示しているだけであり、味そのものの優劣ではありません。B3やB4等級の交雑牛は、適度なサシと濃い赤身が調和した極めて優れた肉質を誇ります。
交雑牛の魅力を最大限に味わうためのおすすめ部位を紹介します。
- サーロイン・リブロース:和牛ほど脂が重くならないため、大判のステーキでもペロリと完食できる極上のジューシーさを堪能できます。
- ランプ・イチボ(もも肉):赤身のコクが最も際立つ部位。噛むほどに赤身肉特有の力強い旨味が広がり、ローストビーフにも最適です。
- 肩ロース・切り落とし:サシと赤身が適度に入り混じり、すき焼きや肉じゃが、牛丼に使うと、和牛のような甘い香りと出汁の深みを低予算で楽しめます。