シリーズを通して視聴者の目を釘付けにしたのが、感情を一切読み取らせない風間の右目の義眼です。この右目を失った経緯は、フジテレビ系月9枠で放送された『風間公親-教場0-』の第6話からクライマックスにかけて克明に明かされました。
当時、神奈川県警本部捜査一課の指導官として新人刑事の育成にあたっていた風間は、豪雨が吹き荒れるビルの屋上で、追跡中だった凶悪な殺人犯・十崎波瑠(森山未來)と対峙します。現場に同行していた若手刑事の遠野章宏(北村匠海)が不意を突かれて千枚通しで首元を深く刺され、致命傷を負ってしまいます。
遠野を救おうと飛び込んだ風間もまた、もみ合いの末に凶器である千枚通しで右目を直接突き刺されるという凄惨な被害に遭いました。この凄惨な事件によって風間は右目の視力を完全に失い、義眼を装着することになります。さらに、自らの未熟さを悔やみながら命を落とした遠野の無念が、風間が警察学校の教官へ転身し、二度と未熟な警察官を現場に出さないための「冷酷な門番」となる最大の動機となりました。