SNSや海外メディアで爆発的な拡散を続ける「鎌倉高校前駅」横の踏切。アニメ作品のオープニングに登場する聖地として、連日世界中から観光客が押し寄せています。しかし、現地取材で見えてきたのは、ネット上の美しい画像とは裏腹な厳重な警戒態勢と、観光客側のマナー課題です。
現在、踏切周辺には警備員および鎌倉市のマナー指導員が常駐しており、以下の行為は厳しく制限・指導の対象となります。
- 車道への立ち入り・横断歩道上での長時間の立ち止まり(交通渋滞や重大な事故原因となるため厳禁)
- 線路敷地内や近隣の私有地・マンション敷地への無断侵入
- 通行車両や近隣住民に対する威嚇・迷惑行為
美しい写真を残すためには、歩道内の安全な白線の内側から、他者の通行を妨げない配慮を持ちながら撮影することが必須のモラルです。また、江ノ電の全区間のうち、車窓から海がダイナミックに見えるのは「行合川付近〜七里ヶ浜〜鎌倉高校前〜腰越」の限られた数キロ区間のみです。「全線にわたって海沿いを走り続ける」というイメージで乗車するとギャップを感じやすいため、民家の軒先スレスレを通り抜けるノスタルジックな車窓風景も含めて江ノ電本来の魅力として楽しむ姿勢が大切です。