取り調べや公判を通じて明かされた容疑者らの動機は、自己中心的な主張に終始している。八木原亜麻被告や川村葉音被告らは、「日常の言動に不満があった」「金を支払わせようと考えた」などと供述。個人的な不満や金銭への執着が、歯止めの利かない暴行のトリガーとなった事実が立証されている。
専門家が指摘するのは、この集団暴行致死事件に顕著に表れた集団心理の恐ろしさだ。個々人であれば踏み止まるはずの一線が、集団化することで罪悪感が麻痺し、加虐性が加速度的に跳ね上がる。川村被告らの威圧的な言動に周囲の少年らが同調し、暴力を競い合うかのような負の連鎖が現場を支配していたことが分かっている。