「見上げる恐怖」と地下街でのパニック――高層化する都市の陰で急増する「低所恐怖症」の知られざる実態

「見上げる恐怖」と地下街でのパニック――高層化する都市の陰で急増する「低所恐怖症」の知られざる実態

「見上げる恐怖」と地下街でのパニック――高層化する都市の陰で急増する「低所恐怖症」の知られざる実態に関する深掘り記事をまとめてご紹介します。関心のある方は必見です。

当事者にとって、現代の街は地雷原のようなものだ。特に危険なスポットとして挙げられるのが、最新の超高層ビルに多く見られる「巨大な吹き抜け空間」である。下から見上げた際の圧倒的な高さと、自分がその底辺にいるという矮小感が、強烈な自律神経の乱れを誘発する。

また、地下数十メートルに建設された新路線の駅ホームも鬼門だ。深い場所にいるという認知そのものが、呼吸を浅くさせ、胸の圧迫感を強める。周囲の人々が何気なく通り過ぎる場所が、彼らにとっては命がけの空間に変わってしまう。

中村 さくら
Author

中村 さくら

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。