Q1:便秘がひどくて提出期限までに便が出そうにありません。市販の下剤を使っても大丈夫ですか?
A1:食品従事者向けの細菌検査であれば、便通確保のために市販の便秘薬を使用しても基本的には問題ありません。ただし、人間ドックなどの便潜血検査では、強い下剤によって腸管粘膜が傷つき偽陽性のリスクが生じることがあります。まずは多めの水分摂取や軽度な運動を試み、どうしても出ない場合は自己判断で強引に薬を使わず、受診機関に期限延長の相談をしてください。
Q2:採取スティックの保存液を誤って便器にこぼしてしまいました。水を入れて代用できますか?
A2:水道水で代用することは絶対にできません。容器の中に入っている保存液には、菌の過剰繁殖を防ぐ成分やヘモグロビンの劣化を防止する特殊な緩衝液が含まれています。水道水を入れると成分が変性し、正確な検査が一切できなくなります。保存液をこぼした場合は失敗とみなし、新しい容器を再発行してもらってください。
Q3:採取した便の表面に白いものや未消化の食べ物が混ざっていますが、避けて採るべきですか?
A3:未消化の種子や繊維質、目に見える異物はできるだけ避け、均一な便の表面部分をスティックの溝でこすり取ってください。細菌や微量出血は便の表面全体に付着しているため、異物を避けて便そのものを薄く削るように採取するのが適切な検便の仕方のコツです。