加護亜依さんが芸能界の表舞台に登場したのは2000年4月のことでした。テレビ東京系『ASAYAN』内で開催された「モーニング娘。第3回追加オーディション」において、石川梨華さん、吉澤ひとみさん、辻希美さんと共にモーニング娘。4期生として合格。当時わずか12歳、中学1年生になったばかりの少女が見せた輝きは、プロデューサーのつんく♂氏をはじめとする審査員たちに強烈なインパクトを与えました。
デビューシングル『ハッピーサマーウェディング』で見せたあどけない笑顔と、くるくると変わる豊かな表情、そして特徴的なぷっくりとした頬のシルエットは、お茶の間の視線を一瞬で釘付けにしました。完璧に整った顔立ちでありながら、決して近寄りがたさを感じさせない親しみやすさ。まさに「愛嬌の天才」という言葉を具現化したような存在でした。
同期の中でも加護亜依さんのモー娘時代における瞬発力は際立っており、バラエティ番組で見せる機転の利いたリアクションや天真爛漫なトークは、グループのバラエティ適性を一気に押し上げる原動力となりました。歌唱力やリズム感の良さも高く評価され、単なるマスコット的存在にとどまらないポテンシャルを早くから証明していました。