加賀まりこ伝説の写真集『私生活』と昭和シネマが放つ真の輝き

加賀まりこ伝説の写真集『私生活』と昭和シネマが放つ真の輝き

加賀まりこ伝説の写真集『私生活』と昭和シネマが放つ真の輝きを徹底追究! 知っておきたい トピックの裏側を凝縮して配信します。

映画界における彼女の代名詞といえば、1964年に日活で製作された『月曜日のユカ』を置いて他にない。中平康監督がメガホンをとった本作は、フランスのヌーヴェルヴァーグ映画にも匹敵する極上のスタイリッシュさを誇る。加賀まりこ演じるユカは、夜の横浜を舞台にパトロンたちを翻弄しながら、純粋さと計算高さを軽やかに行き来する小悪魔的なヒロインだ。

大胆な構図と軽快なカッティング、ジャズのリズムに乗せて描かれる彼女の肢体は、当時の邦画が持っていた湿っぽさを完全に払拭した。ワンピースを脱ぎ捨ててベッドに飛び込む姿や、鏡越しに自らを見つめるコケティッシュな仕草。日活が生んだこの傑作において、加賀まりこは日本のスクリーンに初めて登場した「真に自由なモダンガール」となった。

井上 凛
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井上 凛

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。