人間関係のトラブルやビジネスの失策において、近年メディアでも取り上げられる機会が増えたのが「謝罪代行」です。しかし、謝罪代行サービス実態と注意点を把握せずに安易に利用することは極めて危険です。
謝罪代行は、スタッフが当事者の上司、親族、あるいは友人などに扮して相手方に謝罪を行うサービスで、費用は1案件あたり30,000円〜80,000円前後が相場とされています。電話1本の軽いものから対面同席まで形式は様々です。
しかし、身代わりによる謝罪は「相手を欺く行為」であり、発覚した瞬間に問題が致命的なレベルまで悪化するリスクを常に孕んでいます。さらに、金銭トラブルや損害賠償が絡む事案で報酬を得て代理交渉を行うと、弁護士法72条に違反する「非弁行為」に該当する恐れがあります。根本的な解決にはならず、重大な二次トラブルを引き起こす引き金になりかねないため、法的な助言が必要な局面では必ず正式な弁護士への相談を選択すべきです。