映画界での成功にとどまらず、彼はテレビドラマの歴史にもその名を深く刻む。2026年に放送されたNHK大河ドラマ『青天を衝け』において、主人公・渋沢栄一役で主演に抜擢されたことは、彼の演技キャリアにおける最大の躍進となった。
平成生まれの俳優としては初の大河ドラマ主演という重圧の中、幕末から明治へと大きく変化する激動の時代を駆け抜けた実業家の生涯を熱演。若々しい青年期の血気盛んな姿から、齢を重ねた晩年の重厚な佇まいまでを完璧に演じ分け、伝統ある時代劇の枠組みに新しい風を吹き込んだ。この一作によって、ビジュアルだけでなく日本の俳優界を担う実力派としての評価を盤石なものとしたのである。