ネット上で公開されている人気の無料編み図を活用すれば、複雑な製図を行わなくても完成度の高い帽子が作れます。代表的な人気パターンと、綺麗に仕上げるための実践テクニックを押さえておきましょう。
定番として支持を集めているのが、「1目ゴム編み・2目ゴム編みで作る折り返しニット帽」と、かぎ針で長編みと引き上げ編みを組み合わせた「畝(うね)編みのビーニー」です。どちらも規則正しい編み地の繰り返しなので、編み図の読み方に不慣れな方でも迷わず進められます。
綺麗に仕上げるためのプロのコツは以下の3点です。
① 手の加減(テンション)を一定に保つ:
極太毛糸は糸の引き加減によって目の大きさが極端に変わりやすい特徴があります。糸を強く引っ張りすぎず、針の太さに素直に沿わせてゆったりと編むのがふっくら仕上げる秘訣です。
② 頭頂部の減らし目は段数を分けて均等に行う:
てっぺんをすぼめる際、急激に目を減らすと編み地が引きつれて突っ張ってしまいます。数段かけて規則的に減らし目を入れ、最後はおよそ8〜10目程度を残してとじ針でキュッと絞ると、丸みのある美しいシルエットになります。
③ 糸端の始末は太いとじ針で編み目の芯に通す:
糸が太いため、結び目を作ると肌に当たってゴロゴロします。編み地の裏側にある目の隙間に沿ってしっかりとくぐらせ、糸割れさせながら数回往復させて留めることで、ほつれを防ぎつつすっきりと処理できます。