右足距骨の疲労骨折という長い苦難の時期を経て、紀平選手の身体づくりに対するアプローチは新たなステージへと進化を遂げました。
若手時代のような「極限まで削る減量」一辺倒から脱却し、現在は骨密度を高め、しなやかで強いインナーマッスルを維持する栄養摂取へとシフトしています。カナダを拠点にトレーニングを重ねる中で、現地のスポーツ栄養学を取り入れ、カルシウム、ビタミンD、良質な脂質(オメガ3脂肪酸など)を積極的に摂取するバランス重視の食生活を確立しました。
年齢とともに変化する自身の身体と真摯に向き合い、長期的な選手生命を見据えた大人のコンディショニングを実践。かつての過酷な制限期を経て、より洗練されたアスリートの身体へと成熟を続けています。