吉高由里子は1988年7月22日生まれ、東京都出身。彼女が芸能界に入るきっかけとなったのは、高校1年生の時に訪れた原宿・竹下通りのアパレルショップ「WEGO」前でのスカウトでした。当時の芸能プロダクション担当者が「街中でひときわ目を引く抜群の透明感があった」と振り返る通り、特別なレッスン経験がない状態から瞬く間に業界関係者の注目を集めることになります。
ネット上で度々話題となる学生時代の卒アル画像やすっぴん写真を確認すると、現在と変わらない涼やかな奥二重の瞳、筋の通った鼻梁、そしてどこかミステリアスな憂いを帯びた笑顔がすでに完成されていたことが分かります。過度なメイクに頼らない素朴な美少女ぶりは、同世代の女優陣の中でも際立っていました。
本格的な銀幕デビューを飾ったのは、2006年公開の園子温監督による映画『紀子の食卓』です。吉高由里子は主人公の妹・島原ユカ役をオーディションで勝ち取り、複雑な家庭環境から家出し精神的に追い詰められていく少女の内面を生々しく表現。この演技が高く評価され、第28回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞を受賞しました。業界内では「とてつもない新人が現れた」と一躍その名が知れ渡ることになります。