歴史ドキュメンタリーが描くのは、往々にして成功の瞬間と英雄的な奮戦記だ。しかし、真の人物評伝とは、栄光の陰に踏みにじられた孤独や、取り返しのつかない後悔をも冷徹に見つめるものでなければならない。
吉村作治という不世出の研究者を語る際、彼を陰で支え、そして去っていった家族の存在を無視することはできない。家族が耐え忍んだ長い年月の苦悩があったからこそ、私たちは古代エジプトの壮大なロマンを追体験することができたのだ。砂漠の彼方に消えた一人の男の夢を支えた名もなき家族の犠牲に、いま改めて静かな光が当てられるべきである。 (出典: 吉村 作治 妻(Yahoo!ニュース))
詳細を見る詳細を見る詳細を見る