街の利便性を劇的に向上させた最大の契機は、「野幌駅周辺連続立体交差事業」の完成だ。線路が高架化されたことで、長年地域を南北に分断していた踏切が撤去された。これにより、朝夕の激しい交通渋滞が緩和されただけでなく、駅の南北を行き来する歩行者や自転車の動線がスムーズに確保されることとなった。
交通インフラの抜本的な再構築は、単に車の流れを良くしただけではない。南北の一体化によって新たな商店街や住宅区画が生まれ、街全体の回遊性が大幅に向上した。線路に遮られていた交流が復活したことで、地域コミュニティの活性化という目に見えない効果も確実にもたらされている。