いまや二丁目は、経済的な観点からも巨大な注目を集めている。アジア最大級のLGBTQ+関連イベントである「東京レインボープライド」の規模拡大に伴い、プライド月間を中心に世界中から旅行者が押し寄せる。東京都が推進するナイトタイムエコノミー政策やLGBTQツーリズムの文脈においても、新宿二丁目はアジアを代表するキースポットとしての価値を確立しつつある。
「プライドの時期になるとホテルの予約は埋まり、街全体の経済効果は計り知れない」と語る観光関係者も多い。観光資源としての再評価は、衰退しつつあった個人経営の飲食店に新たな息吹をもたらした。世界基準のダイバーシティを体現する街として、行政や大手企業からの視線も熱烈さを増している。