現場で入手した最新の土地取引データは、この地区の激変を如実に物語っている。坪単価の上昇率はここ数年で周辺地区を遥かに凌駕し、特に港湾部に隣接する一画では投資家の買収合戦が加熱。これまで低層住宅や古い倉庫が目立っていた土地が、次々と複合型マンションや先進的な商業拠点へと姿を変えている。
大規模な地権者交渉が完了した区画から順次工事が着工されており、現場の緊張感は増すばかりだ。地元不動産業者の関係者は「数年前までは想像もつかなかった価格で取引が成立している」と明かす。かつては影の薄かった街区が、今や高松市内でも有数の高付加価値エリアへと変貌を遂げようとしているのだ。