東北最大級のターミナル・仙台駅周辺。人の往来が絶えない中心部で、商業施設のフロア構成に明確な地殻変動が起きている。駅ビル「エスパル仙台」をはじめとする主要商業施設では、韓国関連のポップアップストアや常設テナントが抜群の集客力を発揮し、リテール業界関係者の熱い視線を集めている。
「以前は一部の熱狂的ファンが中心でしたが、今は客層が完全に日常化しています」。そう語るのは、仙台市内の商業施設でフロアマネジメントを担当するスタッフだ。通勤帰りの会社員が夕食の材料として本格キムチやトッポギを買い求め、休日は親子連れが限定パッケージのスキンケア商品を品定めする。生活動線の中心に韓国カルチャーが自然と組み込まれたことで、仙台の購買行動そのものが塗り替えられつつある。