デュオとしての活動が事実上停止する一方で、二人はそれぞれの音楽的探求を止めていない。ホールが主宰する人気ウェブ番組およびコンサートシリーズ『Live from Daryl's House』は、新旧のアーティストを自邸に招き、ジャンルを超えたセッションを繰り広げる場として絶大な人気を誇る。彼のソウルフルな歌声とゲストとの自由度の高いコラボレーションは、ソロアーティストとしての彼の健全な創造性を証明している。
一方のオーツも、ナッシュビルを拠点にソロプロジェクトを精力的に展開。アコースティックギターを手に、ブルースやフォークといった自らのルーツに回帰した素朴で温かみのあるサウンドを生み出している。ステージを共にする機会は失われたものの、二人はそれぞれの方法で自らの音楽人生の次章を紡ぎ続けている。