昭和のテレビ番組をリアルタイムで観ていた50代〜60代にとって、この曲は「夜のヒットスタジオ」や「ザ・ベストテン」の生放送でスタジオを縦横無尽に暴れ回っていた高原兄の強烈なインパクトと結びついています。一方、SNSや動画共有プラットフォームが生活の基盤となった2026年代半ば以降、若い世代の間でも予期せぬ形で再評価が進んでいます。
動画プラットフォームでは、イントロの印象的なカッティングと「オ・ト・コ・は リーゼント」というリズミカルなフレーズに合わせたダンス動画や、昭和レトロファッションを紹介するBGMとしての利用が散見されます。5chや知恵袋、X(旧Twitter)などのネットコミュニティにおけるリアルな言説を精査すると、リスナーの受け止め方は時代によって次のように変化しています。
「子どもの頃はただの面白いおじさんバンドだと思っていたが、今聴き直すとベースラインとドラムのグルーヴが信じられないほどタイト」「嘉門達夫の替え歌やコミックソングのルーツはここにあるのではないか」といった、純粋な音楽的クオリティへの驚きを綴る投稿が目立ちます。また、かつてバラエティ番組等で数多く作られた替え歌カルチャーの原点として言及されることも多く、言葉遊びの巧みさがデジタルネイティブの耳にも新鮮に響いている様子が窺えます。