モーニング娘。が瞬く間にトップアイドルへと駆け上がった背景には、中澤裕子の徹底したリーダーシップがありました。芸能界の常識も社会人マナーも知らない十代の少女たちに対し、「挨拶の徹底」「礼儀作法」「プロとしての責任感」を厳しく叩き込んだエピソードは有名です。
後輩メンバーが入るたびに「姐さん」と恐れられながらも、誰よりもグループの存続とメンバーの将来を案じ、矢面に立ってスタッフと交渉する姿は、メンバーだけでなく制作陣からも深い信頼を寄せられていました。
また、グループ活動と並行して1998年8月には演歌・歌謡曲シングル『カラスの女房』でソロデビューを飾り、オリコン演歌チャート1位を獲得。アイドルという枠組みにとらわれず、ソロ歌手・タレントとしての確固たる実力を証明しました。2001年4月、惜しまれつつもグループを卒業し、後輩たちへ未来を託すことになります。