SNSやネット掲示板では時折、「中体連のサッカーはレベルが落ちている」「これからはクラブチームだけの時代だ」といった極端な意見が見受けられます。しかし、公式データと育成実績を精査すると、この見解には大きな誤解が含まれていることが分かります。
【ネットの誤解1:中体連出身者はプロになれない?】
これは完全な事実無根です。青森山田中学校や神村学園中等部、日章学園中等部などの出身者は、高校サッカー選手権で主役を務めた後、Jリーグ各クラブや欧州主要リーグ、さらにはSAMURAI BLUE(日本代表)へコンスタントに進出しています。学校教育の規律と強烈な勝負への執着心を中学生年代で叩き込まれた選手は、プロの世界でも強靭なメンタリティを発揮する傾向があります。
【ネットの誤解2:全中は単なる学校行事の延長?】
全中サッカーの上位校は、冬の「高円宮杯 JFA 全日本U-15サッカー選手権大会」でもJ1クラブのジュニアユースチームと互角以上に渡り合い、幾度となく勝利を収めています。強豪中体連チームの組織力とインテンシティ(プレー強度)は、育成年代の専門家からも高く評価されています。