ネット上の旅行情報やSNSの投稿には、現地の実態と乖離した誤解が少なからず見られます。トラブルを未然に防ぐため、代表的な3つの盲点を正しく整理しておきましょう。
第一の誤解は、「大学構内に観光客用の駐車場がある」という思い込みです。前述の通り、北海道大学は日常的に一般車両の入構を厳しく制限しており、イチョウ並木の鑑賞目的で学内駐車場を利用することは一切できません。車でアクセスする場合は、JR札幌駅北口周辺や地下鉄駅周辺の有料コインパーキングに停め、徒歩で向かう必要があります。しかし見頃の週末は近隣パーキングも満車が頻発するため、マイカーでの訪問は極力避けるのが賢明です。
最寄りのアクセス拠点は、地下鉄南北線「北12条駅」です。改札を出て西へ徒歩約4〜5分でイチョウ並木の東端である「北13条門」に到達します。また、地下鉄南北線「北18条駅」や、JR「札幌駅」北口からも徒歩約12〜15分で北大構内の正門やイチョウ並木にアプローチ可能です。
第二の誤解は、「金葉祭の夜に行かなければ意味がない」という風潮です。確かにライトアップは華やかですが、本来のイチョウの鮮やかな黄色と北海道特有の澄んだ秋空とのコントラストは、日中の自然光の下でこそ最も美しく映えます。混雑を嫌うのであれば、金葉祭の週末をあえて外し、平日の日中や早朝に足を運ぶ方がはるかに快適な鑑賞体験を得られます。