歴史的な文化財と聞くと「敷居が高そう」「茶道の作法がわからないと入りづらいのでは」と身構えてしまう方も多いかもしれません。しかし、白雲洞茶苑のお抹茶席は、観光の途中に誰でもふらりと立ち寄れる開かれた空間となっています。
苑内のお抹茶体験は、一服700円(季節の和菓子付き)で提供されています。予約は不要で、苑内の受付で茶券を購入して席に着くだけで、丁寧にお抹茶が運ばれてきます。
席には正座が苦手な方や外国人観光客にも配慮された椅子席や座りやすい工夫が施されており、作法に縛られることなくリラックスして過ごせます。程よい苦味ときめ細やかな泡立ちが心地よい薄茶と、強羅の四季をかたどった上品な和菓子の組み合わせは格別。静まり返った木立の中で鳥のさえずりや風の音に耳を澄ませながら味わう一服は、旅のハイライトにふさわしい贅沢な時間をもたらします。