グランドオープンから月日が流れたアシックス里山スタジアムは、単なるフットボール専用スタジアムの枠を超え、地域の生活と文化が交差するシンボルとなった。ピッチと観客席が息づかいまで聞こえるほど近い構造は、ファンが掲示板に寄せるコメントの質感にも明確な変化をもたらしている。
「バックスタンドからの手拍子の圧が凄かった」「メイン側から見えたキーパーのコーチング、声が通っていて痺れた」など、現地ならではの視覚・聴覚体験に基づいた書き込みが目立つ。また、試合ごとに趣向が凝らされるスタジアムグルメやイベント情報も活発に共有されている。
スタジアムで感じた温かい一体感と、匿名掲示板ならではの鋭い本音。この2つが排他的にならず、絶妙なバランスで共存している点こそ、FC今治ファンのデジタルコミュニティが持つ大きな特徴だ。