iPhoneの画面上に現れる雲マークには、表示される場所やデザインによって異なる3つの決定的な意味が存在します。いずれもシステムのストレージ最適化やクラウドとの同期状態を示すステータス表示です。
第一の理由は、ホーム画面におけるアプリのオフロード状態です。アプリ名の左側に小さな雲マークが表示されている場合、アプリ本体のプログラム(バイナリデータ)のみが端末から削除され、iCloudまたはApp Store上に退避されている状態を指します。これはiPhoneストレージ容量不足を自動的に回避するためのiOS標準機能によるものです。
第二の理由は、App Storeにおける購入・ダウンロード済み履歴の提示です。App Storeの検索結果や詳細画面で「入手」や「金額」ではなくアプリ雲マーク矢印(雲から下向きの矢印が出ているアイコン)が表示されている場合、過去にそのApple IDで一度でも入手した実績があることを意味します。
第三の理由は、写真アプリやファイルアプリ、画面上部のステータスバーにおけるiCloud同期ステータスです。斜線が入った雲や矢印が循環している雲マークは、通信環境の切断やiCloud容量の上限到達によってクラウドへのデータ同期が一時停止しているサインとなります。