プロ転向後、羽生結弦のスポンサーシップは質的に大きく変化した。競技連盟の制約から解き放たれたことで、より自由で、より高額な契約が可能になったのだ。特に象徴的なのが、イタリアのラグジュアリーブランド「グッチ」のグローバルブランドアンバサダーとしての活動である。
化粧品大手コーセーの「雪肌精」やシチズンなど、長年彼を支える企業との関係も強固だ。彼が身につけるもの、愛用するものは瞬時に市場から消える。この圧倒的な購買転換率(コンバージョン)があるからこそ、企業側は1契約あたり数億円とも言われる破格の契約金を喜んで支払う。彼のクリーンなイメージと、世界中に散らばる熱狂的なファン層は、企業にとって唯一無二の投資先なのだ。