では、具体的にどのように子どもを危険から守ればよいのか。専門機関が推奨する緊急予防策は、極めて具体的かつ実践的だ。発熱が確認された時点で、以下の対策を即座に講じる必要がある。
第一に、一戸建ての場合は患者を可能な限り1階の部屋で寝かせること。第二に、マンション等の高層住宅では、ベランダに面した窓や玄関の鍵を二重に施錠し、子どもが容易に開けられないように工夫することだ。窓の補助錠の活用は非常に有効とされる。第三に、ベランダや窓の近くに足場となるような箱や家具を置かないこと。さらに、発熱後少なくとも48時間は、保護者が同じ部屋で付き添うか、部屋の出入り口を常に把握できる体制を維持することが命を守る防波堤となる。