日本の白物家電業界をリードするパナソニック株式会社や株式会社日立製作所が手掛ける製品は、高度な省エネ機能やAI制御を標準搭載している。しかし、高機能ゆえの繊細なトラブルパターンも存在する。
パナソニック株式会社の微凍結パーシャル機能や多気流制御を載せた高機能モデルでは、内部の電動ダンパーや複数の温度センサーが緻密に動いている。センサー付近に水分が溜まって結露・氷結すると、基板が正確な温度を把握できず冷気の供給をストップさせてしまう事象が起きやすい。
一方、株式会社日立製作所の「まるごとチルド」や独自の密閉構造を採用したモデルでは、扉の頻繁な開閉や設置傾斜によってパッキンに極小の歪みが生じた際、庫内全体の温度バランスが崩れるケースが報告されている。最新の電子制御モデルであっても、電源プラグの抜き差しによるリセットやセンサー周囲のホコリ清掃で奇跡的に復調する事例は少なくない。