文房具業界で今年もっとも目立つ変化は、デザインの劇的な洗練だ。従来のホワイトベースに赤や青の縁取りという無骨なスタイルは影を潜め、今や「ピスタチオグリーン」「グレージュ」「スモーキーピンク」といった絶妙なカラーリングが標準仕様となった。
特にヒットしているのが、半透明のPET素材で作られたインデックスシールだ。書類やノートの文字を隠さずに分類できるだけでなく、光を透かすマットな質感が「見せる収納」を好む層に刺さった。文字を書いても滲みにくい加工が施されており、デザイン性と実用性の高次元での融合が実現している。